第12回小笹屋竹鶴呑み切会 ~3~
・TV騒動(と言っていいのかな)は一応終息したかな。
よくがんばってくれたとスタッフと家族に感謝です!
私自身も「汝もよく戦ったのう~」と
ヴァルハラに召される資格を得たかな(笑)
(それにしてもあんなに忙しかったのに手元に残る現金の少なさ…)
・桜海老はまだ入荷がないです。
台風の影響とかもあるのでしょうが
来週には「開始!」のお知らせを出したいね!
・新蕎麦です。
十割は北海道の牡丹蕎麦。
外二は北早生ですが、結構いい感じ!
さて本題
石川杜氏の談話(講演)です。

私は筆力が無いので杜氏の結論から書きますね…以下石川杜氏
よく耳にすることですが、日本酒好きの方が
「こんなに美味しいのになんで皆わからないのかな~?」
と言われますが、これは完全に違います!これは断言させて頂きます!!
このまま日本酒をもっと良いものにしようとがんばっても
決して受け入れられないのです。
(おお!モノスゴイ断言だ!)
日本酒が必需品じゃなくなってる。
人々が切実に求めるものじゃなくなってる。
昔は「酒が無ければ始まらない」という風潮があった。
(たしかに落語の「酢豆腐」などはその風情をつたえてるなぁ)
先日、妹の結婚式に招かれたが酒が出ない!
乾杯のシャンパンに始まりビール、ワインで終わり。
日本国において日本人が結婚するにあたり
日本の酒が出ないとは!
これは「自分は杜氏なのに」とぼやいてるわけではない。
もし日本酒が「良いもの」なら低迷しているわけがない。
低迷しているのは「現代の日本酒はよくない」と思われているからである。
阿波晩茶のように生活必需品になる必要がある。
日本酒の品質を良くしていけば「売れる!」ということでは
決して無いということ断言させていただきます。
では何故、石川杜氏の想いがここに至ったのかは次回!
by soba-kiri | 2008-10-04 01:14 | たまにはこんな感じで