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5月文楽公演「鎌倉三代記」「心中宵庚申」

5月文楽公演行って来ましたので初心者文楽報告です。

初めての一部二部連続鑑賞はきつかったけど
そのぶん作品に入り込めたかんじです。
(エコノミークラス症候群になりそうでしたが…)

しかし「はぁ~~~~」としかいいようがありません。
住太夫さん風に言うなら「ほんまええもんでんなぁ」とでも。

“現在の私”はどうやら三味線が好きのようです。
三味線さんに心を任せていると異空間に引き込まれていくようです。
(まるでマトンと竹鶴を合わせたときのようにね)

竹澤団吾さん
竹澤団七さん
鶴沢燕三さん

(おお!“竹”“鶴”だわぇ!) 

なかでも竹澤団吾さんが好きです。
間の取り方、音色、音の伸び、エロスを感じます。
そして抑えようもない恍惚の表情。

自分も蕎麦屋稼業をあんな恍惚の中でやらねば(え?危ない?)と。

第一部 「鎌倉三代記」は床の近く(8-29)だったので
時代物の語りと三味線を間近で体感できました。
これまで世話物ばかり鑑賞してきたのでかなりビックリ体験。
(三味線さん、あんな絶叫するのか…!!)
とくに「高綱物語の段」での鶴沢燕三さんの絶叫!

第二部 「心中宵庚申」の席は下手側(6-3)で、
床が遠くて「なんだか寂しいなぁ」と思っていたのが
人形の“決め”は下手なのです。よく見える!
つか、語り&三味線が遠くなった分自然と人形に入っていけるなぁ。
でも遠くても竹沢団吾さんの音色は伝わってきます。
眼を閉じて聞いていても判るほどに個性的な音だ。
それにしても桐竹勘十郎さんはかっこいい!

結局、長丁場ながら一部二部とも手拭のお世話になりました。
周りの方も手を眼にやって(そうでしょ、そうでしょ…)と思うと双眼鏡(笑)
6列目で双眼鏡はないでしょ!
ここはハンカチを眼に当てるところでっせ!

それにしても、また一歩やばい領域に入り込んだような…。
次は九月公演か、内子座も行ってみたいな。
5月文楽公演「鎌倉三代記」「心中宵庚申」_f0060530_13142058.jpg

by soba-kiri | 2008-05-26 13:14 | 文楽  

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