プチプチ蕎麦の作り方
画像は中古のコーヒーミル。「ナショナル カリオカ‐ミル」
これでジョアンジルベルトの名作「彼女の名はカリオカ」を
連想したあなたはボサノバ好き。
♪ダ ダ ダリオダ~リオダ~リオ
ダ ダ ダリオダ~リオダ~ドドド~♪
これで蕎麦の実を粗挽きにして微粉の蕎麦粉に混ぜてみましょう。
①基本動機
流行のいわゆる「粗挽き蕎麦」は何か“あざとい”感じがして好きではない。
しかし、粗挽きの味わいについては「いいなぁ」と思う部分もある。
ある人に「こんなことしてる店もあるぜ」といわれ、真似することにした。
②実際の作業
・かなり大きな粒子が残る程度に挽いた。つか麺の幅よりでかいじゃん…。
・延してみると、とんでもない異物混入的状況。はたしてつながるのか?
考えてみたら「ある人」の話はそばがきのことだったことを思い出した(笑)。
・緊張の「切り」。気迫がこもる。いつもは希薄なのに…。
・おっ!!蕎麦になってるじゃ~ん!よかった、よかった!
③食べてみます
・穀物の甘味がよく引き出されていて濃厚な感じさえする。
・かみ締めると「プチプチ」と昆虫を噛むような心地よさ(えぇ!?)。
・啜りこむ食感については、それほどざらついた感じはない。
④感想
・やっぱり、あざとい旨さだと思う。
でも打つ人間があざといから仕方ない鴨。
・こういう試作は営業中にやっていいものか?
といいつつ4日間試したし、しばらくやってみる。
・何故だろう試作初日がいちばんよかった!
・結局試作試行と言っても、予定調和の範囲内なのかと自嘲。
こういうときは失敗しないと得るものが無いような。
・新しいデジカメよく写るなぁと感心。
ま、しばらく続けますのでよければ試してやってくださいな。
今週は福井の05年産を打ちます。あざとくね(笑)!
by soba-kiri | 2007-10-15 15:39 | 蕎麦屋のレシピ