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未来の酒

なんだか仰々しいタイトルで始めてしまいました。
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昨年末に「ひこ孫 純米吟醸槽口 草 9BY」を呑んで痛切に思いました。
「こんな酒、定価の6000円(1.8ℓ)やそこらで呑んでいいのかな?」
10年貯蔵。温度管理完璧。熟成、これも完璧。
あきらかに安すぎです。
ワインボトル(720ml)換算すると大体2500円でしょ。
あ~白でも赤でも2500円から3000円のワイン持ってきな~!
んで勝負してみなっ!神亀の圧勝だぜ~!

私には見える・・・未来の日本酒が!

「え?マジ?小川原商店の貯蔵で9BY?
よく手に入ったね~!四合ビンで2万円?
安いよ~!あの冷蔵庫すごいよねぇ!
呑む?いやいや、まだまだ早いよ!
20年は寝かさなきゃ真価は出ないんじゃない?
いい買い物したねぇ!」

なんて会話が交わされる日が5年以内に来る。(と思う)

もし、私がIT長者だったら、すかさず買い占めるね、絶対(笑)。

そんな、ヴィンテージな価値を持つ酒を普段着な価格で楽しめる私たちはシアワセ。

で、酒のラインナップを変更しました。

選定基準は・・・
「発酵食品(飲料)として完璧なもの」
で、その判断基準は・・・
「高音の燗に耐え冷める過程がエロティックになまめかしいもの」

こんだけです。

酒販店よりも自由な蕎麦屋の基準です。

以下蛇足

蕎麦屋の酒に対するスタイルはいろいろあって、それこそ自由だと思うけど
ホントにいい酒を応援していかないと将来いい酒が飲めないんじゃないかという
不安を感じます。子供たちに遺す酒を真剣に考えた方がいい。

いろいろ呑み比べてみるのもいいが
本当にチカラのある酒というのは一見地味な味わいです。
辛くもない、香りも良くわかんないし、変な味。だから目立たない。
しかし、熟成させ、燗にして、食い物に合わせれば
とんでもないシアワセが待ち構えています。

by soba-kiri | 2007-01-16 00:19 | 蕎麦屋酒をやりましょう

 

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