蕎麦屋めぐりで受ける心の傷とは?
私は自分の生きかたの基本として
「何事にも線引きをしない」ことを心がけております。
「常にニュートラルである」こと
このことは、いつも私に思いがけない価値ある出会いをもたらしてくれます・・・
って、すみません嘘です!
先日「井のなか」に訪問したことはすでに報告しました。
心に深手を負ってたどり着いたと記述しました。
その報告をしましょう。
私は蕎麦屋ですが一方でただの蕎麦好きです。
蕎麦屋で昼から一杯やって「ホ~」っとするのが生きがいです。
よって、店に対して、あまり要求が多くても幸せは遠のくばかりなので
最近ではあまり多くは求めないようにしています。
最低限の「これだけは・・」があれば後はいいんです。
まあ聞いてくださいな。
①席に着き、ふと見ると季節の花が生けられている。
②お酒のリストを見ると純米中心でお燗もしてもらえる。
③つまみがいい。
④きちんと仕事の行き届いた蕎麦とつゆのコンビネーション。
⑤そば湯が濃くて熱い。
これは線引きですか?
別に、内装が変でも、接客が悪くても、値段が高くてもいいんですよ。
(もちろん、内装が良くて、接客が良くて、値段が安ければなおいい)
私は数日前から訪問店の選定を始めていた。
ガイドブック、雑誌、Webサイト、ブログサイトなどから情報を集め
さらに当日の動線から無理ない地域を割り出し
合羽橋の行きつけの道具屋から新鮮な情報を仕入れ決定した店である。
雨のなか開店前から2、3人の行列。
私は列に加わった。蕎麦屋で行列というのは初めてだ。
私の後にも一人。間もなく店に通された。ドキドキ!
①席に着き、ふと見ると季節の花が生けられている。
花なんぞない。何?余裕ないの?
これだけインテリア、エクステリア凝ってるんだからさ~!がんばろうよ!
②お酒のリストを見ると純米中心でお燗もしてもらえる。
お酒のリストを拝見。
「え?えっっ!」
普通酒と本醸造のオンパレード。私の好きな銘柄を縫うようによけるセレクトだ。
「あの~、お酒、お燗でお願いしたいんですけどオススメありますか?」
「え?よくわかんないんですけど、どれでも大丈夫じゃ・・・」
ぬに~!いうたな~!おもろいやないけ~!勝負したるわ~!(瞬間湯沸かし器!)
仕方ない、生もとで純米のがあるな。
「じゃ、これを2本、熱めで、一緒に持ってきてください」(これを日本酒いぢめと言う)
む、口当たりはいいな。でもな~ちょいとやせてないか?
(杯を進めるうち)
いっ!いかん!飽きてしまった!
これか、「呑みあき」というやつは!初めて体験したぞ!(←これも問題だが)
③つまみがいい。
ようやく、メインのつまみが来た。ちょっとガツン系のつまみだ。
パク。グビ。
あ!合わね~!
だれか助けて~!「睡龍」か「ひこ孫」を熱めにお願いします~!
起死回生のもう一本を注文。
精米歩合70%無濾過原酒か、これなら・・・。
ダメだ~!お燗で壊れてるし~!(心の中でうずくまる)
④きちんと仕事の行き届いた蕎麦とつゆのコンビネーション。
たまらず蕎麦を頼む。蕎麦来る。
見れば、蕎麦猪口にそばつゆがしっかりと張られている。
はあ~これで蕎麦湯の楽しみも消されたか・・・。
そばつゆのテイスティング。惜しい。ピントが合ってないね。
塩分計ばかり見てちゃダメだよ~!
さて蕎麦は?
せいろに顔を近づけて蕎麦の香りをかいでみる。
ん?なんで豆乳の匂い?熟成臭?(もっと言えばヒネ香か)
胸のすくような蕎麦の香りはない。
箸にとってみれば足が短い。食感は・・・はあ~。
某雑誌のグラビアではピーンと張り詰めたいい蕎麦に見えたのにね。
まるでマックのビッグマックである。
産地を変えて2枚食べたがどちらも豆乳蕎麦。
⑤そば湯が濃くて熱い。
食べ終わる頃、そば湯が運ばれてくる。
湯桶ではない、なにやら洒落た陶器の片口。
ぬるい。
それに猪口にたっぷりともり汁の入った状況で
いったいどうしろと?にっちもさっちもいかねーっす!
そば湯ともり汁をちょっとずつ塩梅しながら飲むのが楽しいのに!
あ~、酒にも蕎麦にも蕎麦湯にも愛がないね。
これが、入念に下調べした挙句なんだから悲しすぎます。
私が線引きしすぎなのか?私が悪いのか?
百歩譲って私が悪いとしてもこの店を激賞した
ガイドブック、ライター許せん!
結局3合も呑んでしまったではないか!
こんな不信感で一杯の状況で
「井のなか」にたどりついたのだから、そりゃ感動でした。
今度はもっと平静に感動したいですね。
「何事にも線引きをしない」ことを心がけております。
「常にニュートラルである」こと
このことは、いつも私に思いがけない価値ある出会いをもたらしてくれます・・・
って、すみません嘘です!
先日「井のなか」に訪問したことはすでに報告しました。
心に深手を負ってたどり着いたと記述しました。
その報告をしましょう。
私は蕎麦屋ですが一方でただの蕎麦好きです。
蕎麦屋で昼から一杯やって「ホ~」っとするのが生きがいです。
よって、店に対して、あまり要求が多くても幸せは遠のくばかりなので
最近ではあまり多くは求めないようにしています。
最低限の「これだけは・・」があれば後はいいんです。
まあ聞いてくださいな。
①席に着き、ふと見ると季節の花が生けられている。
②お酒のリストを見ると純米中心でお燗もしてもらえる。
③つまみがいい。
④きちんと仕事の行き届いた蕎麦とつゆのコンビネーション。
⑤そば湯が濃くて熱い。
これは線引きですか?
別に、内装が変でも、接客が悪くても、値段が高くてもいいんですよ。
(もちろん、内装が良くて、接客が良くて、値段が安ければなおいい)
私は数日前から訪問店の選定を始めていた。
ガイドブック、雑誌、Webサイト、ブログサイトなどから情報を集め
さらに当日の動線から無理ない地域を割り出し
合羽橋の行きつけの道具屋から新鮮な情報を仕入れ決定した店である。
雨のなか開店前から2、3人の行列。
私は列に加わった。蕎麦屋で行列というのは初めてだ。
私の後にも一人。間もなく店に通された。ドキドキ!
①席に着き、ふと見ると季節の花が生けられている。
花なんぞない。何?余裕ないの?
これだけインテリア、エクステリア凝ってるんだからさ~!がんばろうよ!
②お酒のリストを見ると純米中心でお燗もしてもらえる。
お酒のリストを拝見。
「え?えっっ!」
普通酒と本醸造のオンパレード。私の好きな銘柄を縫うようによけるセレクトだ。
「あの~、お酒、お燗でお願いしたいんですけどオススメありますか?」
「え?よくわかんないんですけど、どれでも大丈夫じゃ・・・」
ぬに~!いうたな~!おもろいやないけ~!勝負したるわ~!(瞬間湯沸かし器!)
仕方ない、生もとで純米のがあるな。
「じゃ、これを2本、熱めで、一緒に持ってきてください」(これを日本酒いぢめと言う)
む、口当たりはいいな。でもな~ちょいとやせてないか?
(杯を進めるうち)
いっ!いかん!飽きてしまった!
これか、「呑みあき」というやつは!初めて体験したぞ!(←これも問題だが)
③つまみがいい。
ようやく、メインのつまみが来た。ちょっとガツン系のつまみだ。
パク。グビ。
あ!合わね~!
だれか助けて~!「睡龍」か「ひこ孫」を熱めにお願いします~!
起死回生のもう一本を注文。
精米歩合70%無濾過原酒か、これなら・・・。
ダメだ~!お燗で壊れてるし~!(心の中でうずくまる)
④きちんと仕事の行き届いた蕎麦とつゆのコンビネーション。
たまらず蕎麦を頼む。蕎麦来る。
見れば、蕎麦猪口にそばつゆがしっかりと張られている。
はあ~これで蕎麦湯の楽しみも消されたか・・・。
そばつゆのテイスティング。惜しい。ピントが合ってないね。
塩分計ばかり見てちゃダメだよ~!
さて蕎麦は?
せいろに顔を近づけて蕎麦の香りをかいでみる。
ん?なんで豆乳の匂い?熟成臭?(もっと言えばヒネ香か)
胸のすくような蕎麦の香りはない。
箸にとってみれば足が短い。食感は・・・はあ~。
某雑誌のグラビアではピーンと張り詰めたいい蕎麦に見えたのにね。
まるでマックのビッグマックである。
産地を変えて2枚食べたがどちらも豆乳蕎麦。
⑤そば湯が濃くて熱い。
食べ終わる頃、そば湯が運ばれてくる。
湯桶ではない、なにやら洒落た陶器の片口。
ぬるい。
それに猪口にたっぷりともり汁の入った状況で
いったいどうしろと?にっちもさっちもいかねーっす!
そば湯ともり汁をちょっとずつ塩梅しながら飲むのが楽しいのに!
あ~、酒にも蕎麦にも蕎麦湯にも愛がないね。
これが、入念に下調べした挙句なんだから悲しすぎます。
私が線引きしすぎなのか?私が悪いのか?
百歩譲って私が悪いとしてもこの店を激賞した
ガイドブック、ライター許せん!
結局3合も呑んでしまったではないか!
こんな不信感で一杯の状況で
「井のなか」にたどりついたのだから、そりゃ感動でした。
今度はもっと平静に感動したいですね。
by soba-kiri | 2006-09-18 02:37 | 蕎麦屋酒をやりましょう









