蕎麦屋酒の難しさ…
外食産業には二つの立ち位置がある。
1)「今は売れなくても、いいものを作っていれさえすれば大丈夫!」
残念ながらそんな事例を私は身近に知らない。
いいものを作って現在もがんばっている人たちは
その価値を伝えようとものすごい努力をしてきた。
2)「売るものより、マーケティングとブランディングが重要!」
さらに残念なことに、こちらが主流派である。
作り手も食べ手も、誰も幸せにならない虚無がはびこっている。
そんな理不尽さを噛み締めながら休日のランチを過ごす。
「文楽 四季の酒 《夏》 初呑切酒 純米酒」
「え???…。」
「自家製すくい豆腐」
「…。」
「牛スジの味噌煮込み」
「…。」
「芳醇純米酒 (燗)」
「ん!!!…。」
「桜えびの天ぷらそば (せいろ)」
(漁期終わってるけど不思議だわ)
「ボリッ!ボリボリ!…。」
私も下手な上に包丁が新しくなって
「切り」がおぼつかないのですが
その上でヘタクソな包丁。珍しい(笑)
どこにも救いが有馬温泉…(涙)
by soba-kiri | 2009-06-16 01:10 | たまにはこんな感じで