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休みの日は食べ歩く(予定)のです。

明日28日(火)は臨時休業です。
定休日の本日とあわせて連休させていただきます。

さあ、何処に蕎麦酒しに行こうかな?

え?何ですか?「他にやることないのか」ですって?

すいません!「ないんです!!!」

お客さんに「研究熱心なんですねぇ」と感心されるんですけどね。
本質的にはロクデナシなだけだと思います。

つーわけで「ここ行きなよ~!」という案をお持ちの方
あとで、こっそりと教えてくださいな。
でもねぇ、休みといっても結局、器の買出し、子供のお迎えやらで
田原町→上野→有楽町→早めの帰宅という
おきまりワンパターンコースしかありえないんだけどね。
狙いは有楽町近辺の月曜定休店かしら?
(浅草の並木、角萬も捨て難いが・・・ガマンガマン)

また伏字の多い報告になりそうだ(笑)

久々の火曜休みを取る理由としては

①月曜が定休日の蕎麦屋さんにいくため
②月曜が定休の美術館なんぞをぶらつくため
③連休取ると体が楽になる~!

①は上に述べたとおり、②は別に格好つけてるわけでもなく
かといって美術愛好家でもないんですけどね。なんつーか
アウトプットし続けるには絶えずインプットが必要なのかなぁ?
他人の仕事を“観る”っていいもんです。
電車の運転手さんを見るのは好きです。(ニューシャトルもね)

③は甘っちょろいけど本当です。
今日は8時間睡眠プラス2時間昼寝、体が軽いです。

いろんなものチャージしたら年末に向けてガンバレ自分!

今週は福井の蕎麦を挽いてみます。
昨年産だけどすごい緑色。楽しみ楽しみ。
いちばん先に食べるのは私です。ぬははは!

by soba-kiri | 2006-11-27 22:17 | お知らせします!  

こ・・こんなところで当店がっ・・!

本題に入る前に訂正というかお知らせです。
(つか、常に本題があるのか?)
前々回の記事に載せたイルミネーションは昨年の画像です。
おそらく今年もやるんじゃないかなと思いますが
まだ始まっていないようです。
本年度の点灯を確認次第改めてご案内いたします。

さて、何かにつけて行き当たりばったりの当店です。
人に「ホームページあったほうがいいよ」といわれてHP開設。
ブログ面白いよ。「では」とブログ開始。
ミクシィに誘われれば「ほいほい」。

「行き当たりばったり」は実は当店の方針でもあります。

「やってみたいことは山ほどある。
けど、まずは身の丈で出来ることをやっていく。
“出会い”と“発見”と“気付き”を受け入れていくことで
少しずつ進化していければいいなぁ。
技術と経営の両輪が同調しないといかん」

「竹やぶ」も「翁」も一夜にしてならずですがな。

そんな中、このインターネットは多くのの出会いと発見をもたらしてくれました。本当によかったと感謝しています。

ハローもしもし?起きてますか?

で・・・なにが言いたいのさ?

当店がこんなところで当店が話題になっていました。

いや~ビックリしました!

まあいろんな不安があることはあるんですけどね。

①感動的な情報を読んだ人が実際に来店したところ
 「なんかたいしたことないじゃん」になる危険性。
②私のようなつくり手が情報の出し手と接近してしまう危険性。
 このことについては「ジバラン」の考えに完全に同意します。
③なんか「身の丈」を越えてしまわないかという危険性。
 出会いは魅力的です。しかし私の器を越えるものは、やはり入らない。

まあ、なんか偉そうなことを書きましたが
お蕎麦を食べて喜んでもらえればそれでいいんです。
そこさえ見失わなければなんでもOKなんです!(金剛地風)

エビバディ!カマーン!!

年越し蕎麦もよろしくね。。

by soba-kiri | 2006-11-24 02:05 | お客さまの声  

売れてます!「どぶ」

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この酒の価値をご存知の方なら
(ま、このブログに訪れるご危篤・・ご奇特な人なら)
「な~にを今さら言っておいでなのさ!」でしょう。

しかし、「今月のお酒」シリーズの中ではかつてないほど売れてます。
加えて、多くの方が「おかわり」をするんですね。すごいことです!

とにかくお燗でお勧めしています。
それも60度近くまで上げた「あっちっちぃ」で!

あるお客様は、まず常温で2本飲まれた後、お燗で2本。感想をうかがうと
「いや~旨いですね!特にお燗するといいです。
酸味がグワ~ッと出てきて味が膨らむ感じでいい!
力強いし、こんな酒飲んだことないです~!」

もうそこまでわかってもらえると涙が出そうになりますね

でも困るのがその後、「なんでこんなに旨いの?」という質問。

「あの~『生もと』ってわかります?」

「いえ」

「あ~『もと』、『酒母』ってわかるかな?
こお、櫂をですね、ゴシゴシかき混ぜるんですけどね・・。
んで、乳酸を添加しないで自然に乳酸発酵にもっていって・・・」

なんてうまく説明できませんです!だから最近は

「酒の神様に魂を売り渡しちゃったような人が造ってるんですよ」

だから旨いんです。と説明してます。

加藤杜氏、これでいいでしょうか?

by soba-kiri | 2006-11-21 00:46 | 蕎麦屋酒をやりましょう  

年越し蕎麦&イルミネーションIN伊奈町

今年もやってまいりました年末!(まだか?)
年の瀬、年末、大晦日・・・そ~~です!そ~~~なんです!!

年越し蕎麦予約承ります。

生そば  4人前(おつゆ付き)  2320円
生そば  2人前(おつゆ付き)  1160円

数量限定ですが“生”本わさびをお付けします。
(何本確保できるかわからないけど70名様先着くらいは大丈夫かも)

300食限定なんでお早めに!

昨年はずいぶんと注文をお断りしました。
う~む!大変申し訳ないんですけど手作りなので限界があります。
身近な方ほど直前に注文してくるんですよね。
お気持ちは、よ~く判ります。だって・・・

「私も年越し蕎麦食べたことありませんから!!」

その代わり、この数量、300食だけは、きっちり
念を籠めてお作りしますので、ご注文お待ちしております。


何だか決意表明みたいになっちゃったので柔らかい地元話題で・・
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これはご近所のクリスマスイルミネーション。
とても真似できることじゃありませんが
(ていうか電気代すごいだろうね)
近隣の町からわざわざ観に来るひとがいるほどです。
「ついでに」当店にお食事に来る方もいるので
経済効果があるのかな?
甘酒の屋台でも出そうかな?いや、それともモツ煮だろうか?やっぱり・・・。

by soba-kiri | 2006-11-16 01:48 | お知らせします!  

繕い物・耳なし芳一・外国人対応

f0060530_23562056.jpgこれは当店の照明。
イサム・ノグチ。
紙が劣化したので
思い切ってコテコテに補修してやりました。するとどうでしょう、わが仕事ながら味が出たかな?

「いぐねぇ!いぐねぇ!」
スウィングガールズ 
上野樹理)てなもんです。

店に手を入れる、こんな小さな補修作業だけど、何か想いが深まったような気がします。


ところが家人らは

「まるで耳なし芳一ね・・・」

へっ!上等上等!小泉八雲カモーン!!

もしお経を書き忘れたのが耳でなく○○だったら・・・。

痛ってぇ~~~!!!

「○○って?」もちろん「鼻」ですよ!鼻なし芳一。。

そういや「クロード」でも小泉八雲が語られていたなぁ。
怪談と外国人。
純米酒と米国人。(米国人=米の国だもんね)
そばとネイティブグアテマラ人・・・ハテ?

f0060530_0261759.jpgここからが本題。


右はいわずと知れた

並木藪

ここでの出来事





そこで思ったこと。


ある日私はいつもの蕎麦屋酒を並木の藪でやっておりました(もち午前)。

調理場の真正面。キクマサの樽を右に見る私の指定席(勝手だが・・)。
わさび芋をつまみにグイグイ。店も混んできた。
この日のオーダーは「玉子とじ」だぜ!そろそろお願いします!

ここで合い席になった。若い女性二人連れ。中国語を話している。
ガイドブックと品書きの短冊を見比べ何かもめてる。

"May I help you ?"(ヒュー!かっこいい!)

へぇ鴨南蛮(並木は鴨そば)が食べたいの?
あのね、鴨はウィンターメニューなの。まだメニュウに載らないの。
(どうやらガイドブックで推薦されてるようだ)
「鴨肉麺」とかなんとか書いてある。うーん!それって微妙な表現だな。
「牛肉麺(ニュウロウメン)」を連想するのでは?

ちょっと違うんだよね~!コリアンダー入ってないしね!

もうひとつ問題が発生。

「花巻」

蕎麦の世界ではかけそばにもみのりを散らしたものだが
中華では饅頭の一種で、具の入っていない蒸しパン。

なんで「花巻」があるんだとたずねられても、そんな微妙な説明できるかっ!

ワイワイやってると花番さんが英語メニュウを持ってきてくれた。
(・・・そんなのあるならもっと早く出してくれ・・・)

しかし、そんな直訳メニュウは何の役にも立たないようだ。
(だって「鴨肉麺」が食べたかったんだもの私たち・・)
結局「お前は何をオーダーしたんだ?」とたずねられる。

「え?TAMAGO TOJI だけど・・英語でなんて書いてあんの?」

エッグ・ヌードル!!!???

(違うだろー!それはかなり違う!!)

「グッテイスト?」

「シュア!」

(ホントかな~?)

そうこうしているいるうちに私の玉子とじが運ばれてきた。
いや、旨そうで事実旨いんだけど・・・
大陸の人の感性からすると
「なんじゃこりゃ~!!」じゃないのかな?高いしね。

どうやら彼女たちも玉子とじにしたらしい。
蕎麦をすする私に熱い視線が注がれる。
「旨い?旨いの?それ?」光線だ。

責任重大だ。なんとか彼女たちが食べ始める前に脱出しなくては!
下手をすると国際問題に発展しかねない!
しかし旨いなぁ。ゆっくり食いたいよ~!蕎麦湯をちょっと飲んで席を立つ。

にっこり笑顔で"Good trip!"

ハァ~~~。日本代表で玉子とじを食ったよ(汗)

まあね、並木の藪ならまだいいけど
神田の藪に行ってしまう外国人旅行者はかわいそうだ。
あんな給食のソフト麺みたいな蕎麦食わされて
「いらっしゃい~~!」って言われても意味不明だろ。

「オウ!コレガ池波サンが愛シタ蕎麦デスカ・・・・・」

蕎麦も日本酒も本当に旨いやつを食べてもらいたいね。

たとえば坂本美雨あたりが

「彼女のお父さんは、あの坂本龍一で、お母さんは矢野顕子。
美雨は日本のポップミュージックを代表するアーティストです。」

そんな風に海外に紹介されてたら嫌でしょう!

なーにか良い方法ないかなー!
まあ私が心配することでもないのだけれど・・。

そういえばエキサイトの社長も並木の藪に行ってたみたいね。

by soba-kiri | 2006-11-10 01:34 | 蕎麦屋点描  

<続>本日誕生日、蕎麦の香りと精子数!?

前回の記事の続編で~す。うまくサゲまでいけるかな?

>なにか違和感をおぼえる

う~ん生意気だ(笑)。ちょっとだけ整理しますね。

「3週間十割だけ打ってきた。それが急に「外二」になったとたん
色も香りも薄まってしまったように感じる。
(なにしろバイトの女の子に「色が薄くないですか」と指摘されてしまった)
50年前は駅の立ち食い蕎麦でさえ香りがプンプンだったそうだ。
比べて現代の蕎麦粉はなんじゃいな!」

こら!少しは根性みせんかいっ!

竹やぶの阿部さんの著書に(あれ?高橋さんかも?)
「昔の蕎麦粉はどんなのでも焼畑、手刈り、天日干しだったから
どんな蕎麦屋の蕎麦でも香りがプンプンしてた。
それこそ駅の立ち食いでも蕎麦の香りが強かった。」

という一節がありました・・いや、あったような気が・・・(ォィォィ)

阿部さんの年齢から逆算すると東京オリンピック前くらいの事かな?

「50年前の蕎麦粉は旨かった」として考察してみま~す。
(ここでコルボーンが連想されるんですね。)

あれこれ手を尽くして材料を吟味する。輸送・保管に留意する。
打つ直前に店の石臼で製粉したものを水温・品温・気温・湿度に気を配り
水一滴の単位で加水し打つ。ゆで方も何とか香りが立つように工夫する。

プロなんだから「そんなの当然」といえば当然何ですけどねぇ。

何が気にくわねぇって、そりゃあ

50年前の蕎麦粉がネズミの精子だとすると(うーん不味そうだ!)
ちょいと小麦粉を加えただけで味や香りがうすくなるなんて
現代の蕎麦粉はまるで人間の精子じゃん!

もちろん別の視点もありますわ。
①当店の仕入れている蕎麦粉が悪い。
②製粉の精度が向上したことで失ったものがあるのでは?
③そもそも50年前の味覚が美化されてるんじゃ?

①はあるかもしれない。③もありえる話ですな。
でもねぇ、毎日十割を打ち続けて「おお!これはいい!」でした。
日々変化する香りを感じつつ(鼻毛ボーボーで)ときには

「これか!夏子っ!これなのかぁっ!」

の日もありました。

それがちょいと小麦粉を加えただけで激変してしまうなんて悔しい。
パーセンテージにしたら83.3%・・・
ネズミの精子は5%でも授精するというのに!

②については粗挽きのほうが香りが凄い!ということはあります。
それについては別の実験が必要です。
それはそれとおいておくとして・・。

やっぱり昔と今とじゃあモノが違うのかなぁ

このことはきちんと認めなくてはいけないというか
常に意識してないと何か見誤ってしまうような気がするんだよね。

レシピさえ守っていれば伝統の味は維持できるものか?

否である! (ギレン風にね・・以前もやったな)

これは蕎麦に限らず、卵でも魚でもリンゴでも米でも醤油でも同じ。
素材の味は時代によって変化するもんじゃないの?
(だいたい弱くなって甘くなってお子ちゃまになる)
東京の老舗蕎麦屋の玉子焼きなんかを頂くと痛感します。
「うーん、卵の味が濃厚ならもっと旨いだろうに・・」
当店の使用している卵は、鮮度、餌、かなりまともなものです。
それでもああいう味付けは出来ないんだよねぇ。

小三治師匠の噺にあるような
昔の卵を使って玉子焼きを焼いたらさぞうまいでしょうねぇ。 
それこそ地卵です。いくらかき混ぜてもなかなか溶けなかったそうです。

例えにならないけど、そばつゆなんかもレシピそのままで
安い醤油に切り替えちゃったらそりゃあ無残なものです。
(東京の名店で修行して地方に出店するとお客に濃いつゆが
受け入れてもらえない。甘くする。無残。まあ、これはこれ)

「じゃあ全部10割にすりゃいいじゃん。」

そうなんですよね。それでもいいんだけど
それでも何かに負けてるような気がしてならんのです。
「二八」や「外二」の必然性っていったいなんなのか
まだうまく説明できてないというか。

これまたうまく表現できないけど・・・食材は変化していく。
一方で伝統的な仕事を追求する。そうこうするうちに
何かしら新しいものが見出せないかなと思うんですよね。

ま、旨けりゃいいんです。結局。

なんか真面目?
さげられないなぁ・・

がんばれ自分!ガマ出さんかいな!
目指せエロス蕎麦!!

by soba-kiri | 2006-11-07 00:14 | 蕎麦屋点描  

本日誕生日、蕎麦の香りと精子数!?

新蕎麦まつりが終了し
「全て十割蕎麦」から通常の「外二」メインに戻りました。
ホント、何だか違う店の蕎麦のようなかんじです。

なにか違和感をおぼえると同時に以前読んだ本
「奪われし未来」(96年コルボーン)を思い出しました。

環境ホルモンの恐ろしさは下手なホラー以上です。
中でも精子数減少のエピゾードは恐ろしい~っ!!

「ネズミが一回に放出する精子数は多く
仮にその数が5パーセントまで減少したとしても
十分な受精能力を持つ(凄げぇ!)
一方、ヒトの場合は、現在の数でやっとこさの能力
ちょっとでも減ると受精能力がなくなる」(以上あいまいな記憶)

怖いですね~!やばいですね~!

なんだかヒトのエロスははかないね。

ところで、宮崎市に住む私の友人のIは実際に検査したそうです。

結果

「キミの精子数は通常レベルの60パーセント程度しかない。
加えて、活性が弱いので自然に妊娠はしないでしょ」

(ここでショックを受けないのが農学部の人間です)

そして現在、彼は男の子供を自然に授かりました。

なんと感動的なエピソード!
風の谷のナウシカ 第7巻」より素直な感動!

で?なにが言いたいの?蕎麦との関係は?

ていうか誕生日の記事がこんなのでいいわけ?

すみません「続く」です。

私と同じ11月1日生まれのひと

by soba-kiri | 2006-11-01 22:09 | 蕎麦屋点描