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新蕎麦まつり終了!

本題に入る前にお知らせです。

本日10月29日(日)は臨時休業させていただきます。
大変心苦しいのですがよろしくお願いします。(しつこい?)

おかげさまで新蕎麦のキャンペーンも無事終了しました。
連日、オペレーションの限界まで蕎麦を打ちましたが
いかんせん、打つのも茹でるのも独りですので自ずと限りがあります。
やむを得ず品切れにさせていただくこともありました。
お断りしたお客さまにはこの場を借りてお詫び申し上げます。
ともあれ、新蕎麦の旨さを味わっていただけたなら
それはこの未熟な店主にとってこの上ない喜びです。

本当にありがとうございました。

ところで

「新蕎麦の味と香りを文字で表現してブログに書こう」
この3週間、ず~っと蕎麦の香りを嗅いでいました。

結果

わから~ん。

なんて表現していいかわからんごとあるとです。(どこの人よ?)
それこそ死ぬ気で嗅ぎました。もお鼻毛ボーボーですよ!

・農業実習のときの、牧草刈りのあのむせるような匂い
・穀物のよく熟した香ばしいかんじ
・ん!これってピーナッツバターの密度感
・なにか、小動物の体臭のような・・・
・豆乳?
・練り餌?

今年の新蕎麦は出来がかなりよかったと思います。
だからかな?香りの成分が多くてうまく言えない。

「よくわかんない」ということに対して
酒モアイ杜氏がこんなことを言ってくれた
「呈味成分、つまり舌で感じて脳で知覚できる味の成分と
そうでない、舌ではキャッチしてるけど脳ではよく判らない成分があるんです。
生もとの酒は、そっちのよくわかんない成分が多い。つまり
そっちがマッチなんです」

いいでしょうか?わたくしも実は
「そっちがマッチなんです~!」(金剛地武志か!)

特に驚いたのは、水回しから、くくり、のしと
作業を進めるごとに、まったく違う香りが立ち上ってくること。
もちろん茹でれば、また違う香り。

蕎麦を食べる人はその香りだけ
打つ人はその香りの移り変わりから楽しめる。
これは役得なのか?

蕎麦の香りを深く理解するには
自分で打ってみるのがお勧めで~す!

え?めんどくさい?そおかなあ・・・。
面白いんだけどなぁ。

by soba-kiri | 2006-10-29 01:13 | お知らせします!  

東京からわざわざ・・・何故?

本題に入る前にお知らせです。

10月29日(日)は臨時休業させていただきます。
大変心苦しいのですがよろしくお願いします。

さてさて先日の酒モアイ杜氏(これはビックリ!)の来店に前後して
常温放置純米燗酒の同志たちにご来店いただきました。
(MG島さま あっきさま かずさま れもさま ありがとうございます!)
身の丈の蕎麦屋を目指すものとしては、まさに身に余る出来事です。
(銚子に・・いえ調子にのるなよ!図にのるな!←自戒)

(気の毒なことに「ついで」がないんですよねぇ・・当店は。
じつは乗馬とかもできるんですけどね・・・えっ無理?)

でもって、皆さんが口をそろえておっしゃるのが
「東京ではお燗で蕎麦屋酒が出来る店が少ない(またはない)」と。

「そんなの社交辞令よ」と家人は言うのですが

そこんとこ、どおなんでしょう?

じっさい、私自身はそんなに苦労して酒を集めていません。
神亀が幸い近所だし、秋鹿も竹鶴も睡龍、どぶも
鷹勇も旭菊、天穏だってクルマでピュ~っと買いに行けます。
(それってすんげぇ贅沢なのかも・・)
だからそれ以外の酒はあまり知らないです。
経験値としてはかなり低いんですが
「まあ世の中、これ以上旨い酒がそんなにあるわけないサ~」と
開き直っているヒネクレモノなんす。(それがかえっていいのかも)

東京ではもっとたくさんの種類の酒が入手できるでしょうに!

でもな~選択肢が多いとよくわかんなくなるし
お客さまからの要望を聞き入れていくと八方美人になる。
やはり店主の趣味の問題なのかな?

<例>
①全国から集められた地酒各種とこだわりの蕎麦と季節限定の珍味
 ○○大吟醸 2500円(グラス) からすみ 2000円
②和食出身の主人が繰り出す斬新な創作料理と秀逸な蕎麦
 入手困難とされる地酒がズラリ 気鋭の陶芸家による器とのマッチング
③名人○○さんの薫陶を受けた若手職人の打つ蕎麦は通も唸る
 酒肴は少ないがどれも手をかけた逸品。冷酒によく合う
④「これはこうかな」と、ころころとレシピを変更してしまうお気軽な店主
 酒肴はありきたり「切る、焼く」くらいしか手をかけない。純米のお燗だけ

グルメ雑誌には①~③がひしめいている。
世の蕎麦屋も当然それを読むし、むしろ「目指す」強烈にね。
私もかつては「いつの日か○○や△△に載りたい」と願いました。
でもね、かっこいいのは④なんですよ。
今は「いつか④になりたい」になりました。

「何故?」と問いを発しておきながらうまく結べなかったけど
皆様のご来店への感謝を込めてグダグダ書いてみました。

遠方よりのご来店本当にありがとうございます。
重ねて御礼申し上げます。
せめてニューシャトルのスローな旅をお楽しみください。

by soba-kiri | 2006-10-26 00:18 | 蕎麦屋酒をやりましょう  

酒ゴジラ現る!!

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『禁酒・・いえ緊急乳巣・・いえニュースが入りました。
先ほど埼玉県内の蕎麦店に酒ゴジラが突然現われました。
そのご、酒ゴジラは店内にて酒モアイにに変身したもようです。
変身後の画像は上の通りです。
店主は「いやあ困ったなあ」と弱り顔ですが
じつはちょっぴりうれしそうです。』
             ~酒(シュー)NN.co.jp 酒ゴジラ関連ニュースより~
 
ゴメンナサイ。。ご来店ありがとうございました。

じつは朝から・・・

by soba-kiri | 2006-10-20 14:51 | 蕎麦屋酒をやりましょう  

時代ですな・・・

さる方の手引きにより

猿肩じゃないよ!名前が言えないから「さる方」なの。
(うーん「厩火事」だね)

私もとうとう「mixi」なる世界に加入してしまいました。

その性質上ここにリンクを貼り付けることはしませんが
なかなか面白そうな世界です。
ただ単に「繋がっていく」だけの話と言ってしまえばそれまでですが
「出会いは発想の原点」柳沢教授もおっしゃているが
情報過多の時代、耳目を塞いで過ごす方がむしろ楽なのかもしれない。
数多くの出会いの中で恥をかいて汗をかいていく(冷や汗もね)
それって商売を学ぶ基本じゃん、とも思う。

ともあれ、「俺もmixiだよ」とどんどん声をかけてくださいな。

これからもどうかひとつよろしく~!

それはそうと教授といえば・・・

by soba-kiri | 2006-10-17 23:52 | お知らせします!  

ご感想をいただきました!

先日、葛飾に住む友人がふらっとやってきて言いました。

「蕎麦はサァ・・刺身なんだよ。」

「って中尾彬が言ってたぜ」って
あの~中尾彬のモノマネ似てないんですけど・・・。
それに、ふらっと来ないでちゃんと連絡くれ~!
そうすりゃ「あれ買ってこい」とか頼むのに。

ん?だからか?プリンご馳走様でした。

閑話休題

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さて、先日こんな素敵な感想をいただきました!
F・Yさま!ありがとうございます。

>HPに書かれていた通りとてもおいしかったです。

こんなサイトを観てくれたのですね。
いや~お恥ずかしい限りです。

たまに「ブログ拝見しました」とか言われると
日ごろ好き勝手に書き散らしているくせに
何だか恥ずかしくなってしまうのですね。
商人として、まだまだ半人前ということでしょうか?

まあ置いといて。

この感想の最後の部分が私の心を揺さぶりました。

>そばにわさびをつけて食べる方法、初めて知りました。
>とてもよかったです。


そうかぁ、そうだよな。知らんよな普通。
蕎麦は食べ方ひとつで味わいの変わるもの。
そしてまた「こうじゃなきゃ!」なんてベストワンも存在しない。
それに食べ方についていちいちダメ出しされるとムカつきます。
「うるせえっ!!蕎麦くらい好きに食わせろ!」
店によっては、解説が書いてあったっり、オヤジが出てきたり・・。

「蕎麦通の人は・・・」とか
「本当の蕎麦っ食いは・・・」とか
ある種の枕詞をつけて食べ方などが語られているのを見かけるたび
(違うよ~!そうじゃないんだよ~!)心の中で激しく叫びます。

蕎麦の味わい方について何か誤解があると思います。
たしかに「こう食べると、もっと旨い」はあるんですね。
ダメ出しではなくナチュラルにそれを伝えたいなと思います。

中尾彬じゃダメなのよ~。

by soba-kiri | 2006-10-16 18:12 | お客さまの声  

新蕎麦にあわせる酒とは・・・?

キャンペーン期間中くらい毎日更新しようかと思うんですけどね・・・。

夜は気絶です。

さ~て、前回の記事で大切なことを書き忘れていましたので補足します。

f0060530_035077.jpg酒ですがな!
秋はやっぱり秋あがり
ということで、ここは・・・

「神亀 ひやおろし」

これは外せません。

冬に搾った酒が夏を越えてうまくなる。
神亀、ひこ孫とは一味違う味わいです。
「ひやでよし、燗ならなおよし」の見本。
わずかに渋みが感じられるけど
未熟な感じはしないし燗すればもうOK。

先日、神亀の小川原専務にお話を伺いました(試飲会でちょっとだけね)。

私 「今年のひやおろし、もう一升いただきました!すごく旨いですね」
専務 「いや~ラベル間違えちゃってさ、精米歩合60%ってなってるんだけど
ホントは山田錦55%なんだよね。でも、もったいないし、いいかなと思って・・」

ええ~!そんなんでいいんですか!

というわけです、皆さん!
表示は間違いで、実際は「ひこ孫」と同じスペックの山田錦55パーセント!
(ま、「神亀」も山田錦だけど)
や~「テーゲー」ですな専務、実はウチナンチュ?

実はこのとき子連れ(小3の長男)だったのですが
専務は「もっと旨いの飲ませてやるぞ」と
「小鳥のさえずり」の燗を息子に飲ませてくれました。
「酔わない程度に美味しい味を記憶しておくのは大切なんだよ。
お父さんみたいに酔っ払っちゃダメだけどな。」

ありがとうございました。(酔っ払いですみませんテヘッ!)
「何だか甘くてうまかった」と息子。
将来が不安です・・・。

by soba-kiri | 2006-10-13 00:36 | 蕎麦屋酒をやりましょう  

全部十割って本当にやれるのかい?

いよいよ明日からです~。

「新そば祭り!~おかげさまで二周年~」
( 期間:10月11日(水)~28日(土) )


29日(日)は臨時休業なので注意!

「新蕎麦の美味しさをそのままに!つなぎなしの十割蕎麦でご提供。
平日のランチセットには秋の味覚、松茸ご飯をご用意します!」


自分で言っておきながらちょっと不安はあります。
しかし、突き詰めれば毎朝不安なんですけどね。

「この粉がつるつるの麺に・・果たして、なるのかな」

一応プロなのでカタチにしていきますが
毎日毎日異なるコンディションの中で木鉢に向かうのは
なんつーかスリリングですらあります。

ま、そんなことはお客さまには全くカンケーないんです。

そんなことより・・・

この新蕎麦の時期に新蕎麦の香りをたっぷり味わってもらいたい!

だったら「ぜーんぶ十割蕎麦で」というのが面倒くさくなくていい(オイオイ)。

もっとストレートに言うと・・「この香りを嗅いでくれ~!」

それも鼻を蕎麦にくっつけるように思いっっっきり!吸い込む!
(注 : 鼻で食っちゃあいけませんぜ)

細かい説明は不要です。これが蕎麦の香りです。

今年の蕎麦は出来がいいですよ!
間違いなく秋の幸せなひとときを過ごすことが出来るかと存じます。

新蕎麦を食べるときのチェックポイントは以前の記事
「緊急!まだ新蕎麦は食べないで!」でやりましたね。

参考にしてくださ~い!

by soba-kiri | 2006-10-10 22:51 | お知らせします!  

酒販ニュースに載りました!

告白します。

私は、これまで何度も沖縄に行っている沖縄大好き人間です(だからどーした)。
近々、注文してある三線が届くのでウキウキしているバカヤローです(マジで!)。
(その際にはリンクしないブログ立ち上げるぜ!)
食い物も、音楽も、風土も、ものの考え方(テーゲーとか)も、全て私の心を熱く揺さぶります。
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(撮影 06年08月 本島南部)








こんな選挙ポスターにだって「きゅんっ」と来ちゃうんです。
(ちなみに言うと闘牛のポスターにも「きゅんっ」とくる)

何故か!(ギレン風に)

それは沖縄の人たちが、自分たちの民族のルーツを
がっちりつかんでいるのがうらやましいんだ!

この意見はかなりマジです。

そりゃ、ルーツをしっかりつかまざるを得なかった歴史的背景はあるだろう。
自分たちの根っこを、まるでマングローブのようにしっかりと張ることでしか
耐えられないほどの物事を沖縄の人たちは受け止めてきたのだろう。

と、根無し草のヤマトンチュは思うのです。

私自身、愧ずべきアナーキストなので国家、民族を論ずる資格はないのですが
「何で蕎麦屋を始めたの?」と改めて自問するとき沖縄のことが思い浮びます。

「やっぱり自分も自分自身のルーツを求めていきたい!」
そーなんです!
だから「まずは伝統的な江戸前の蕎麦を作りたい」から始まるんです!
原材料選びから、製造工程、接客の言葉使いまで、共通するのは

「ルーツは何?」

すこーし大げさに言わせてもらえば
「300年前、東アジアの片隅でスタートしたちょいと小粋な食文化を現代に継承する者」
と自負してるのです。

そんなわけですからf0060530_1214579.jpg

「日本酒は燗で飲むもの」
という考えに出会い、
いろんな人に出会い、さまざまな実験を経験した今、
もはや後戻りはできないんです!

だって旨いんだもーん!!

そんな想いがどこからどう伝わったのか
「酒販ニュース」さまから酒材、
いえ取材を受けました。

テーマは「燗酒」!

凄いぞ「酒販ニュース」!偉い!


お燗酒を提供してるお店のひとつとして
なんだか紹介されてしまいました。

恥ずかしいので写真は小さめです。
詳しく見たい方は酒屋さんでどうぞ!

by soba-kiri | 2006-10-06 04:13 | ご紹介いただきました