文楽公演 「夏祭浪花鑑」

行無蓮羅苦(業務連絡…ウザいか?)
・9月17日(月・祝)18日(火)は研修のため休業です。
 ちょいと西の方へ行ってまいります。(ウコン飲んでます)
・9月29日(土)も休業します。ゴメンナサイ。
・今週の十割蕎麦は新蕎麦(北海道・牡丹)です。旨いかな~?

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さて本題!!

漫画「もやしもん 5巻で」で
酵母が主人公(人間)に向かって
「俺らは酒造ってんじゃねェ生活してんだ」
と啖呵を切るシーンがあるのです。

これを自分に当てはめることが出来たら素敵だな、と思います。

・・・・のっけから脱線か?

さて本題!!

あなたが「文楽」というものをまだ(生で)観たことがないとしたら
それは人生の大いなる損失なので以下の手続きを急ぐことをお勧めします。

①国立劇場のファンクラブ「あぜくら会」に入会する。
手続きに1ヶ月ほどかかるのでなるべく早く!
②毎月、会報「あぜくら」が送られてくるので入念にチェック!
③文楽公演の予約の電話をかける
はっきり言ってなかなか電話がつながりません。(ネット予約はない)
④席は6列の31番を指定!

①から④までの手続きが出来たら極楽へのチケットを入手できたも同然。

あのね、本当に凄いんだわ文楽。説明しようがないので「凄さ箇条書き」ね。
・「舞台は全体視するのがよい」と常々思っていたけど
今日はダメだった~!ウワー!ウワー!と眼が、気持ちが持っていかれちゃう。
・太夫と三味線は1組が通して担当するのかと思いきや
これがバンバン入れ替わる。かなり贅沢です。ウレシスギ。
あんな小さな舞台にどれほどの人数を投入してるのさ?
・人間国宝はスゲェ!
三味線の人間国宝の人、変なバイブレーションが出てます。
太夫の人間国宝の人、今でも頭の中でも語っていますよ。
人形遣いの人間国宝の人、人形が生きている感じでした。
・人形劇で泣くなんてないでしょ!と思っていました。
すみません…涙こらえるのが大変でした。
・今回入手できた席が「6列の31番」これが大正解!
文楽廻しの真ん前で三味線の人と「こんにちは」状態。
太棹のバイブレーショーンを全身で楽しめます。
文楽の三味線は「ヨォ」とか一切言わない。
でも唸る。キースジャレットのように唸るのです。
そんなかすかな唸りすら聴ける席でした。
・幕間に売店を覗いたら「柿の葉鮨」がぁ!!!
こんなことならどぶをポットで持参したのにぃ!!

今回は演目の魅力や演者の巧拙まではとても言及できないけど
とっても大事なものを吸収させていただいた感じです。

追記 画像の隅っこに写っているのは私の三線。
    あの太棹を体験して今さら何かなすことがあるのか?と自嘲。
    でも癒されるんだもんね。

さらに追記 こんな人も文楽にはまってるのね

by soba-kiri | 2007-09-10 23:19 | たまにはこんな感じで | Comments(8)  

Commented by まき子 at 2007-09-11 12:35 x
「こんな人」が作られてらっしゃるHPのお店リストも参考になりますね!
(って、いきなりコメントまで脱線してしまいました)
Commented by あっき at 2007-09-11 13:26 x
実は劇場でちゃんと観た事がないのですが文楽、私も好きです!
「歌舞伎チャンネル」でよく観ていました。
15年くらい前に義太夫を習っていましたが凄く面白かった!
三味線の太棹・糸の太さ・バチの太さにびびりました(笑
手が小さいので三味線はしっくりいかなかったけど
語りの方をずっと続けたかったのですが、事情あってやめちゃった。
今でも歌舞伎の義太夫狂言ものは役者さん以上に太夫の方たちに目がいってしまいます。
夏祭浪花鑑は歌舞伎でしか観たことないので興味あるなぁ~
舅殺しの場面、どんな感じでした?
Commented by soba-kiri at 2007-09-12 22:08
>まき子さま

> こんな人

ご存知なかったとは意外です(失礼!)。
お店リストも参考になりますが
(蕎麦屋リストは??ですが…)
阪神淡路大震災のコラムはスゴイです。
加えて、沖縄のヤギ汁の話がいいです。
仕事中とか絶対笑えない環境で読んでみてください。

死にますよ(笑)!
Commented by soba-kiri at 2007-09-12 22:26
>あっきさま

義太夫習っていたとは…オソレイリヤノキシボジンです。

日々、衝撃の公演を思い返しますが何故だろう…
“人形劇”としての印象が薄れてきて
ものすごくピュアな形としての演劇として心に残るのです。
太夫の語りに引き込まれるようにして
非現実の世界に引き込まれてしまったのでしょうか?

なにか脳内麻薬でてるよなぁ(笑)!!

歌舞伎のほうは観たことないですが
きっと綺麗な形式にまとめた“殺し場”と拝察します。
一方、文楽はリアルを追求しているように感じました。
なかなか死なないし、とどめもエグいものがあります。
ともすると冗長になりそうなのが
太夫の語りに、なんだか持っていかれちゃうんです。

繰り返しになるけど
観たのは確かに“人形劇”なのですが
心の中でどんどん「肉がついてくる」かんじなのです。

やばいぜ!文楽!
Commented by toyotam at 2007-09-15 12:06 x
人間国宝はやっぱりすごいですよ。
2年くらい前に吉田玉男さん(一年前に亡くなりました)が、もうそろそろ引退だろうなあ、と思って見納めに行ってみました。残念なことに玉男さんの出番はない回だったが、吉田文雀さんと吉田蓑助さんが見られた。この二人と他の人の技量の差というものは歴然。このお二人の遣う人形は、まさに生きているかのようでした。
次の世代の吉田和生さんもよいけど、まだちょっと差があるような気がしました。
私も素人ですが、何回か見てると、このくらいの差はわかるようになります。
Commented by soba-kiri at 2007-09-16 00:08
>toyotamさま

コメントありがとうございます~!

文楽に初めて興味を持ったのは
TVの「情熱大陸」で吉田玉男さんを観たときです。
「こんなにストイックで面白い世界があるのか!」
玉男さんがなくなってから「あぜくら会」に入会し
今回初めて「文楽」を観ることが出来ました。

完全にはまってしまいました!ノックアウトです(笑)

太夫があんなに交代するなんて驚きでした。
人それぞれの持ち味が楽しめるのですね。

初回から文楽回しの真ん前だったもので
人形よりも浄瑠璃の印象が強いです。

これから、文楽についての記事も書いていきます。
きっと的外れなことばかり書くと思いますが
ぜひ、突っ込みコメントをお願いします!
Commented by ななこ at 2007-09-25 16:13 x
困ったなあ。。
文楽がとてつもなく素敵なものだって、そうなんですよ。ほんとに。

でも、ほんとに困ってるんです。わたしね、もう25年くらい前から見てるんです(義太夫より、人形好きなので「聴く」というマニアックな言い方はしません)。もちろんあぜくら会もずーっと。会費払ってるのに。。。
電話が通じなくてチケット取れなくなっちゃってるんですよ。
最近見始めた人はね、ビギナーズラックでつながるんですよ電話。
でも、私みたいに古い人たちがはじき出されちゃってるみたい。
っとに困ってるんです。

玉男師匠の俊寛の震えるさまから、人形の、心が震えていることに、生きている人間以上に生きていることに衝撃を受けました。

テレビがいけないのよね。NHKが。
みなさんお願い見に行かないで!
Commented by soba-kiri at 2007-09-26 18:38
>ななこさま

> ビギナーズラック

だったのですね!
私も店をやりながら電話していたのですが
まったくつながりませんでしたよ!

んで取れた席が文楽回しのまん前だったので
かなり結果オーライでしたが!
まさか平日の月曜でもあれほどとは思いませんでした!

玉男師匠の舞台見たかったなぁ!

人形にあれほど感情移入している自分に驚きました。
これからたくさんの舞台を見ていきたいと思います。

(こっそりとね)

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