仏像・蕎麦屋酒

師走ですね。(スキン換えました)
この“師”は学校の先生ではなく“僧侶”のことでございます。
坊さんが走ります。なんだかファンキーだな。

先日、墓参しようと墓地の事務所でお線香を買い求めたところ「ありがとうございます」と

合掌されてしまいました・・。。

ヘアスタイルに何か問題があるのでしょうか?皆にそうしてるのかな?
たしかに5ミリ頭ですけど
「私、俗人ですから!出家者じゃないんですけど!」

どうもそれ以来、仏教関係に接近するのは控えていたのですが、行って来ました仏像展!
「東京国立博物館 平成館 特別展 『仏像 一木にこめられた祈り』」

よかったです。火曜日に店を休んで行ってよかった。
国宝 十一面観音菩薩立像 (滋賀・向源寺蔵)」
360度何処から見ても破綻のない完璧な造形です。これは現物を見ないと・・・!
しかし、出来立ての頃は金ピカなわけで、この詫びた姿を拝めるは現代人の特権。

円空もたくさん見れて嬉しかった。
ノミ目に迷いがないんだよねぇ。スカスカ彫ってるかんじ。すごい。

みんな完璧な仕事なんだけど押し付けがましくないのは
どこかに逃げ道が用意してあるからなのかな。
観る者に“強い”ない存在。完璧でありながら不完全。面白すぎです仏像。
ただ、やはり展覧会。その仏の必然性までは伝わってきませんね。
やはり野に置け円空仏。祈りがあってこその仏像です。合掌したくなるのです。

いや~~信仰ってほんっとに素晴らしいものですね。(嘘っぽい)

で?蕎麦屋酒は?

信仰の素晴らしさに触れたら、おつぎは「精進落とし」ですわ。
銀座の月曜定休の名店にお邪魔しました。
銀座線の最後尾に乗って、昭和通りの歩道橋を渡れば隠れた名店が2軒。
YとSです。
批評は出来ません。手が止まります。
ただ、これら店の必然性は何なのか?
完璧な仕事をして、逃げ道は何処に用意してあるのかな?
つい、そんなことを考えてしまいます。

Yではリズム感のある蕎麦を洗う音がすごくよかった。真似します。
酒はキクマサだったけどね。それはよしとしよう。つまみもいい。

Sは地下の店。苦しくなんないかな?と要らぬ心配(笑)
Yは器も自然で印象に残らない。Sは、けばいね。逃げ道逃げ道。

どちらも、銀座の蕎麦屋としての必然性をきちんと主張していて
「すげぇなぁ」です。

すごいけど円空にはなれない。当然自分も及ばないんだけど。

今回、なんかまじめだなぁ。

合掌

by soba-kiri | 2006-12-03 02:35 | たまにはこんな感じで | Comments(2)  

Commented by あっき at 2006-12-03 21:41 x
「流石」とか「よし田」しか単純に浮かばなかったです(笑

しかしようするに仏像も、蕎麦も、無駄な部分というか余裕が大事と
いうことでしょうか?
私は芸道として置き換えるしかできませんが、余裕があるって
技術にをも勝る何かがあると思うことが多々ありで。。
下手でもそういう部分を持っている人の踊りは観ていて
面白みがあるのです。
私にはなかなか習得できない部分です・・

Commented by soba-kiri at 2006-12-04 00:40
言葉に出来ない要素を文章化しようとして自爆したような記事でした(笑)

「はい、じゃあここは“遊び”の部分ですから」と明言したら
遊びじゃなくなるんですよね。う~ん!やっぱりわからん!
きちんと用意するのでなく醸しだされるのでしょうね。
そうしたもの(蕎麦でも仏像でも踊りでも)に接すると
「おそれいりやした」と無条件降伏です。

「志ん生」観たかったと思うこのごろです。

(店名はご想像にまかせるということで・・・)

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