緊急!まだ新蕎麦は食べないで!

信州信濃の新蕎麦よりもあたしゃアナタのソバがいい

かもしれないけど、新蕎麦を心待ちにしてる蕎麦狂いたちは
「まだかまだか!」とジリジリしてくる今日この頃です。

やはり秋は新蕎麦の季節。

そんな蕎麦狂いのあなた!どこで?どの蕎麦屋で食べますか?

「新蕎麦」と染め抜かれたノボリが立ってればそれでいいですか?

コンビニの蕎麦だって「石臼挽き」を謳っています。それでいいですか?

雑誌やガイドブックで誉められている店?ホントにいいですか?

海は死にますか~?山は死にますか~?

(この辺で疑問形は終わりましょう)

私がお客だとしたならいろいろと疑問が湧いてきます。(嫌な客だ)

①「え?いくらなんでも早すぎませんか?」
②「たしかに色は緑だけど何だか不自然では?」
③「自家製粉みたいだけど、ピンとこないね?」
④「つゆが甘く(薄く)ないですか?」
⑤「このわさび本わさびですか?」
⑥「新蕎麦に合うお酒はありませんか?」
⑦「もうちょっと濃いそば湯もらえませんか?」
⑧「え~!いくらなんでも高すぎませんか?」

結局疑問形(笑)。。

こんなネガティブな疑問を抱かせるような店は危険です。

ちょっと分析してみましょう。

①「え?いくらなんでも早すぎませんか?」
蕎麦屋さんの中には9月に入ると早々に「新蕎麦」を謳う店がありますね。
やはりいくらなんでも早すぎると思います。
たとえ蕎麦とはいえ農産物に他ならないわけで
きちんと完熟してから収穫しないと香りもヘッタクレもないってもんです。

②「たしかに色は緑だけど何だか不自然では?」
成熟した蕎麦の実の緑と、単に未成熟な緑っぽさは違うです。
①と同様、早けりゃいい、青けりゃいいってモノじゃないんです。
ヴォージョレー・ヌーボーがワインとして無意味なのと同様に
無意味に早いだけの新蕎麦は「こんなものなの?」と思われるだけ!

③「自家製粉みたいだけど、ピンとこないね?」
自家製粉なら挽きたてで旨いかというとそう単純ではないね。
原料の良さが第一であり、そこは小手先ではなんともならない。
つまり、原料が悪けりゃダメ!です。(温度管理なんかも含め)
さらに原料が良くても石臼のコンディションが悪ければダメ。

当店では新蕎麦の時期に合わせて石臼をチューニング中です。
夏場の“つながり”重視モードから“香り”重視モードに変身!

④「つゆが甘く(薄く)ないですか?」
つゆが甘口の場合、どうしてもどっぷりと蕎麦をつゆにつけてしまいがち
それではせっかくの香りがつゆの膜に覆われて立ちのぼってきませんな。
新蕎麦の香りを楽しむには、よく水切りできた蕎麦を
辛口(濃い目)のつゆにちょいとつけてやっつけましょう!

⑤「このわさび本わさびですか?」
私の蕎麦好きの友人たちはほとんどが
「わさびを蕎麦につけない派」なのです。
「わさびは蕎麦湯用」とか「穴子天につけて」など・・。
でも、私はそばにチョンとつけて食べるのが好きです。
蕎麦の甘味が引き立つってもんです。
まあ、それもこれも良質の本わさびであればこそ!であります。

⑥「新蕎麦に合うお酒はありませんか?」
秋はなんといっても「秋あがり」ですね。
その年の冬に絞った酒がひと夏越えて味がのってくる。
いわゆる「秋あがり」「ひやおろし」なんて呼ばれます。
これは例の早呑みワインと違って価値のあるものです。
新蕎麦とあわせてみたくなります~!

⑦「もうちょっと濃いそば湯もらえませんか?」
夢中に蕎麦を手繰りこんだら蕎麦湯でホ~ッと一息ですね~。
残しておいた薬味葱でシャクシャクの食感を楽しんだり
また、わさびを加えてみれば爽やかな味わいにに変身!
そんな楽しい時間をすごすには濃い目の蕎麦湯がうれしい!
やはり蕎麦の存在感が感じられるくらいの濃さは必須では?
ただのサラ湯では蕎麦湯とももはや呼べないし
ポタージュ系もたまにはいいけど、いい塩梅ってもんがあるんです。

蕎麦湯がぬるくなってしまったら気軽に交換に応じてもらえる店、いいですね。

⑧「え~!いくらなんでも高すぎませんか?」
「あ~おいしかった!満足だ。さあお勘定を・・・」
「ええっっっ!!」
目ん玉が飛び出してコロコロと転がりだすような値段!
まあ、満足出来るならいくらでも・・という気持ちはありますが
女房を質においてもナントヤラではちと困りますな。
出来れば2~3枚おかわりしても懐が痛まないなんて贅沢でしょうか?

分析以上です。

ここで「当店では・・」なんてかなりおこがましい話だけど
以上のような分析を踏まえて新蕎麦を楽しんでもらうべく準備中です。





「おかげさまで二周年!新蕎麦まつり」
日時:10月11日(水)~29日(日)
期間中は平日も休日も全て十割蕎麦でご提供!
ランチには松茸ご飯セットをご用意いたします。

意味のある新蕎麦を召し上がってください!

それではご来店雄町、いえお待ちしております。

by soba-kiri | 2006-09-06 16:38 | お知らせします! | Comments(2)  

Commented by あっき at 2006-09-12 18:56 x
こりゃいかねば!!!
いや、ホントに行きますよーーー
Commented by soba-kiri at 2006-09-13 13:49
彼岸のあたりには新蕎麦が入ってくる予定です!
どの酒を合わせるか思案(試飲)中です~。
煮こごりご用意してお待ちしてます。

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