仕込み水で蕎麦を打つ。
味見をしてみる。超軟水だ!
すぅ~っとすべり込んできて
まるで喉に到達する前に細胞に染みこんでしまうような印象。
「これで蕎麦打ちたいな…」
(減っちゃうけどゴメン!)と心で謝りつつ躊躇なく作業を進める。
思ったとおり、なめらかな作業感。
茹で上がった麺のつながりも良かった。
やっぱ、水かな…。気のせいかな…。
でも、久保本家さんでゆでる蕎麦は
気圧が低くて温度も上がらないし鍋も大きくないのに
明らかにうちの店でゆでたときとは違った旨さになる。
(それに前日の蕎麦じゃんね)
掘るか…井戸。
と、まあそんなことやってるのが午後4時ころでしょ。
会宴まで時間がないよ~!でもなるべく打ち立て出したい!
調理のうち「製麺作業」にだいぶ時間をとられるなぁ。
そのぶん蕎麦で喜んでもらいたいね。
by soba-kiri | 2009-10-21 00:07 | 蕎麦屋点描