どうして“そばつゆ”は別添えなの?

ねぇ!おせーて!おせーて!(古いな)

本題に入る前に業務連絡「男の隠れ家ONLINE」に載りました。見てね。

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「な~んで、わざわざ小さい徳利につゆを入れてるわけ?かっこつけてるの?」
そう!そんなメンドクサイことしなくても、蕎麦猪口につゆを入れておけばラクチンですな~こりゃ。
おまけにわりと高価なんす、あの小さい徳利。別添えを止めちゃえば手間もお金も節約できて
高級外車が買えちゃうかも(嘘)。なんか、ムダなことして格好つけてないか?

しかーし!!わたしはつゆ徳利をやめないぞ!
遺言状には「つゆは徳利にいれて出せ」と書いておくぞ!
わたしゃただの蕎麦屋だけど、じつはある使命を帯びた「ミッション蕎麦屋」なのだ。
その使命とは「お客さまに喜んでもらうこと!」だから!絶対にぃ!つゆはぁ!別にぃ!!…ハァハァ。。

だって蕎麦湯を飲むときに猪口にたっぷりつゆが入ってると蕎麦湯が美味しく飲めないでしょ。
(はじめからそう言えって?)
蕎麦湯を注ぐ、最初は薄めにして出汁の味わいを楽しむ。次に残ったつゆを少しずつ足していく。
味見を繰り返して「おお!こりゃ旨い」という最高の濃度を発見したときの喜びときたら…
思わずもう一杯酒を注文してしまいそうになります!
「わしゃ~シアワセじゃのう~!」という喜びを蕎麦湯で全力で感じてもらいたい。
そのためにつゆ徳利はあるのです。だから、そばつゆはドバーっと全部いれないでね(笑)

では、猪口にどっぷりつゆが入った店ではどうすりゃいいの?

答)もうひとつ蕎麦猪口をもらいましょう。


え?お前もそうすりゃいいじゃんって?できないんです!
だって私のようなグリグリ頭の職人丸出しの人間がやったら怪しいでしょーが!
そんなときは悶え苦しむのよ~(涙)

by soba-kiri | 2009-08-04 23:33 | 蕎麦屋点描 | Comments(13)  

Commented by まき子 at 2009-08-05 17:42 x
やってまーす(笑)!
蕎麦湯入れたいのに、どっぷり蕎麦猪口に入っちゃってて。。。
そういうお店で「すみませんが・・・」ってお願いすると、
結構びっくりされちゃうんですが、
その反応に、こっちがびっくりしちゃうよーて感じです。
Commented by soba-kiri at 2009-08-05 23:29
>まき子さま

そりゃ、貴女ならやるでしょうよ!(笑)
「お客側が自分の幸福追求に貪欲であること」
これって、ほとんど意識されていないよね。
第一、店主が幸福になろうとしてない感じがする。

旨い蕎麦湯で幸福になりたい!
Commented by 狼亭 at 2009-08-06 06:25 x
つゆ徳利の口は、金継ぎかしら?
Commented by taka-sare at 2009-08-06 07:07
>では、猪口にどっぷりつゆが入った店ではどうすりゃいいの?
蕎麦をどっぷり浸けて啜って、つゆを減らせばOK(笑)
(実際、そういうケースが多いかも?)

これって、飲まないで!という意思表示だったりして。
色々と分かっちゃうから。。。(笑)
Commented by komokeko2 at 2009-08-06 09:13 x
美味しい蕎麦のあとに、蕎麦湯の口福も味わえるお店が大好き!
最初から、蕎麦猪口に入ってくると・・・なぜか気持ちがガクッと下ります。。。
Commented by soba-kiri at 2009-08-07 00:59
>狼亭さま

あなたのようにきちんと気付いてくださる方は稀なのです。
ありがとうございます!

「何かゴミだか汚れがへばりついているんですけど…」

と、爪でゴリゴリ削り倒した無残な姿…(涙)
怖いでしょ?最近の実話です。

ちなみに母がやってます。
Commented by soba-kiri at 2009-08-07 01:02
>taka-sareさま

みんな面倒くさいんだと思うよ!
旨い汁がたくさん入ってるなら、まだいいけど
「神田まつや」見たいな不味い汁が…あ、言っちゃった(笑)

ね♪
Commented by soba-kiri at 2009-08-07 01:03
>komoneko2さま

大丈夫!貴女は蕎麦屋に見えないから!
蕎麦猪口、もうひとつ頼んでくださいな。

でも、気持ちが下がるのはわかります。
Commented by 蕎麦喰い師 at 2009-08-10 17:03 x
>では、猪口にどっぷりつゆが入った店ではどうすりゃいいの?

答)もうひとつ蕎麦猪口をもらいましょう

では、私目も一つ
つゆ徳利のそこの方に雀の泪ほどの蕎麦汁 もしくは そば猪口のそこが透けて見えるほどの悲しい量の蕎麦汁、  そして目前には グリグリ頭の職人丸出しの恐ろしそうな顔つきの店主が そんなお店に入ったときにゃ、どうすりいいの?

答)小さく小さく縮みこまりながら、そば猪口の蕎麦汁を悲しげな眼差しで覗き込み、病人食の如くに味付けされた薄〜〜い、薄〜〜〜い、蕎麦湯を飲む・・・勘定を済ませ暖簾をくぐり出た時に「バッキャロ〜〜ッ!!ナメンテンじゃねえぞっ!!」っと、蚊の鳴くような大声?で怒鳴り、颯爽と店を後にする(涙)
Commented by Ajinci at 2009-08-11 09:13 x
初めまして。
そんな事「梅雨知らず、じゃなくって」
そば湯とつゆの関係って、ちーっと「いやらしい」ね。
このくらいかい、いや、もっと、入れすぎ、おいおいどうすりゃいいんだい。なにごとも塩梅が肝心。
饂飩専門店で、「そば湯」ならぬ饂飩湯」だしているの、ってわかりません。スパゲッチの茹で湯もそのうち登場か、思考停止の輩、増殖中。多謝 Ajinci
Commented by soba-kiri at 2009-08-14 01:04
>蕎麦喰い師さま

なんだか実在っぽいんですけど(笑)
そんなつゆに限って薄くて不味いことが多いです。

ひょっとして世の蕎麦喰いたちは皆不幸なのかな?
ああ!幸いあれ!幸いあれ!
旨いそばつゆよ!迷える子らにこそ…!
Commented by soba-kiri at 2009-08-14 01:09
>Ajinciさま

オトナってそういうものですよね!
間をはかる。間をとる。
「俺は客だぜ」では到達できない境地です。

関係性こそ“要”です。

「茹で湯割り」は新たな境地かも知れませぬ!
しかしまあ「思考停止」が主なところでしょうね。
Commented by 蕎麦喰い師 at 2009-08-14 14:42 x
>ひょっとして世の蕎麦喰いたちは皆不幸なのかな?
ああ!幸いあれ!幸いあれ!
旨いそばつゆよ!迷える子らにこそ…!

盛り塩 始皇帝の乗った牛車を止める為に始まった。
    盛り塩を出入り口に盛ることによって客を呼び寄せる・・・

伊奈「さいとう」の入り口にて・・・
 「なんじゃコリャ!?」 
   盛り汁がしてあるぞ・・・!?
    でもな・・ もう一つ  
     盛り酒も欲しいな
千客万来間違いなし!!??
 ほんまかいな・・・

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